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APFライブ 第6回
激論!右翼・左翼が本音で語る
―日本の平和と領土問題 ―

収録日:97/05/26
<現在、映像はご覧になれません>
カテゴリ:報道
著作権者:A-SYNC Co.,Ltd.

APFLive vol6 タイトル周り

出演:山路徹(APF通信社代表)
ゲスト:鈴木邦男(「一水会」代表) 和多田進(「週刊金曜日」初代編集長)
VTR出演:西村眞悟(新進党)



APFLive vol6 Video On Demand
約17min30
▼開始      〈オープニング〉
今回のゲストは一水会代表の鈴木邦夫氏と「週刊金曜日」初代編集長の和多田進氏。実は両氏共著で『僕が右翼になった理由 私が左翼になったワケ』という本を上梓している。対極の立場にいた両氏が「50過ぎれば右も左もない」としながら、どういう哲学を展開するのか。
まず山路さんは鈴木氏に「パッと見た感じ、サラリーマンに見えました」。
というのも、右翼といえば“戦闘服を着て、元気に凱旋している”というイメージが定着しているから。
鈴木氏も「昔はそうだった」とあっさり認め、「その固定イメージに答えようとしちゃうんだよね」……と。
また、2人がどういうきっかけで右翼または左翼に関わっていくことになったのか、自身の足跡をたどっていく。
和多田さんは、何と「小学生の頃はボーイスカウトにいたんです」。この告白には山路さんも「じゃあ昔は君が代歌ってたんだ!」とビックリ。
しかし、不良ボーイスカウトだったそうで、「帽子を変えたり、ボーイスカウトの改革をしようと思っていた」。氏はこの頃からすでに左翼へと傾いていた!?
一方、鈴木氏は高校生の時まで、日本に天皇がいるとは思わなかったそうで、小学生から意識があった和多田さんに「早熟ですねぇ」と感心することしきり。
「わりとスルッと右翼に入っていった」という鈴木氏の“右翼までの道のり”とは?



▼開始から18分  〈右翼とは?〉
引き続き、鈴木氏に右翼に入るまでの道のりを聞く。
鈴木氏の通っていた高校は、校則が厳しく、平等だと言いながら社会・共産主義がなかったという。「とにかく自由が欲しかった」と当時を回想し、「おれはただの自由主義者かなぁ」。

▼開始から21分  〈共産主義の現状〉
共産主義はガタガタと崩れて行くが、「理念としての共産主義はまだなくなっていない」と和多田氏。
つまり、左回りでも右回りでも、人はいずれ死ぬが、他人のシステムによって不幸にならなければいいし、たとえあっても少ない方がいい。「それが社会・共産主義だとすれば、なくなってはいない」と解説。
一方、共産主義と闘っていたという鈴木氏の見解は……?

APFLive vol6
Video On Demand
約6min30



APFLive vol6
Video On Demand
約6min.
▼開始から25分  〈野村秋介自決事件〉
新右翼に関わる事件で記憶に新しいのが、新右翼リーダーの野村秋介氏が朝日新聞東京本社でピストル自決した事件。
鈴木氏と和多田氏は、闘いと死ぬということについて、どう考えているのか?
鈴木氏は、野村秋介事件の根底には“言った事に対して責任を持てない事に対する不信感”があったと捉える。 だが、「そんな自分たちの言論が取り上げてもらえない事が多く、事件を起こせば注目されると考えるものです」と自決する側の真理を述べる。それによって命より大事な言論の価値を主張できたという美学が心地いいのだとか。
和多田氏も頷き、「左翼もそうです。革命のために自分の命をかけることが美しいと思っているんです」。
「しかし」と和多田氏。「責任なんてそもそも取れるもんじゃないんですよ」。
鈴木氏は苦笑して、「僕はそのことを和多田さんに教わったんです。正しいことのことこそ、命をかけちゃいけないってね」と和多田氏の発言を認める。



▼開始から31分  〈尖閣諸島問題〉
竹島や尖閣など、領土問題が騒がれている。とはいっても当たり障りのない報道のされ方ばかりで「本当はもっと大事な問題なのに」一般には重要に捉えられていない。
そこで山路さんは、尖閣諸島に国会議員として初めて降り立った新進党の西村代議士にインタビューを試みた。早速VTRをご覧下さい。
西村氏「日本に稼ぎに来た密航者を伊豆半島で見つけた時は逮捕した。しかし尖閣諸島にいる他国者は逮捕しない。稼ぎにきた人を逮捕して、(日本の)領土を奪おうとしている人は逮捕しないというのはどういうことだ。……日本の領土に行く、という最も単純なことが最も正しいことだと表したかった。しかし私は軽犯罪法とされた。……これは日本が国家としてのスピリットを持っていないことにほかならない。領土を守るというのがどういうことかという認識をしていないからだ」……

▼開始から41分  〈西村氏インタビューを受けて〉
この西村氏の発言を、鈴木・和多田両氏はどう受け止めるだろうか
和多田氏はこの問題を「日本のアキレス腱を指している」という。日本全体がアメリカの何番目かの州となっていることを、どう考えるかが重要だと述べる。
鈴木氏は「日韓問題にしても竹島問題にしても、民間同士でやっているのはよくない」。国家レベルで対応することの必要性を訴える。
山路さんは、今回の問題も含めて、メディアの責任を挙げる。戦後、臭いものに蓋をしてきた悪しき姿勢を指摘。
自衛隊問題、メディア問題にまで突っ込んだ各自の持論が興味深い。

APFLive vol6 Video On Demand
約20min.



<A-Sync’s スタッフ>
*プロデューサー:Nyan夏井
*映像スイッチャー:石橋春海
*メインカメラ:片山浩秋(APF通信社)
*ミキサー:星野誠
*TK:吉沢香代子
*アシスタント:舞
*コンピューター:武藤貴彦
*エンコーディング:ともだい
*音楽提供:
「水の情景 組曲美の国秋田」by吉祥姫  お問い合わせ http://www02.so-net.or.jp/~masakats/accept.html VZT00151@Niftyserve.or.jp

*タイトル製作:ZOUK


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